ある日、シャトーに野球帽をかぶった青年がやって来る。そして、その青年は冬子(石原さとみ)に「パンの耳ありますか」と聞く。はじめは気づかなかった冬子もその言葉にハッとし、その青年が成長した和人(錦戸亮)だということに気づく。驚いた冬子は、このことを春男(岸谷五朗)に伝えようとパン工場に駆け出した。しかし、春男は和人が来ることを知っており、逆に冬子を驚かすつもりで黙っていたと言う。