平均より頑丈な女の子、岩田朔英。初恋の男の子・神城光輝は細くてか弱かったけれど、中学3年生となった今、誰が見てもかっこいい男の子に成長。人気者となった神城とはだんだん疎遠になり、朔英の恋は眺めるだけに。しかし、中学最後の体育祭、思わぬきっかけから神城と急接近。心の奥にしまっていた長年の片想いが、今動きはじめ――?
同じ高校、同じクラスになった朔英と神城。入学早々のゴミ拾いで同じ班になるが、朔英の知らないところで神城とクラスメイト・井沢の喧嘩が勃発!? 井沢を助けようとした朔英に、思わず「朔英!」と名前を呼んでしまう神城。その呼びかけに、幼い頃の淡い記憶が溢れ出す。そんな中、翡翠も神城を気になっている様子で…?
「神城に好きな子がいる」その事実がどっしりと重しになって朔英にのしかかる。 そんな中はじまった研修旅行でも、気が付けば神城ばかり目で追ってしまう朔英。翡翠と香川も朔英の恋を全力で応援しようと頑張るも、どうにも神城の前では残念な姿ばかり見られてしまって.......。