鈴木先生(長谷川博己)の “出来ちゃった結婚”は罪にあたるのか、否か…。2Aの生徒35名による“鈴木裁判”が開廷した!頭に血がのぼった生徒たちがどんな風に暴走してしまうのかも分からず、もし失敗すれば生徒の信頼を完全に失いかねないような状況の中、鈴木先生は自身が目指してきたある実験、“生徒たちの心の変革”、それが実証されることを期待しつつクラス会議に臨む。
しかし、生徒会室では鈴木先生を敵対視するB組の神田マリ(工藤綾乃)と足子先生(富田靖子)が、セットした隠しカメラとイヤホンを通じて入江(松本花奈)に指示を飛ばし、クラス会議を混乱に陥れて鈴木先生の化けの皮をはがそうと画策していた…。
議長役には学級委員の竹地(藤原薫)、書記として小川蘇美(土屋太鳳)がつき、「そもそも出来ちゃった結婚は悪いことなのか?」「正式な彼女かどうかの方が重要だ」「結婚するのかどうかが問題」など活発な議論が交わされ始める。入江も、足子先生の指示通り「たとえ世間で出来ちゃった結婚が当たり前のようになっていても、それはやはり間違った順序であり、教師は特に順序を守るべきだ」と発言。議論はやがて、「結婚することが必ず責任をとることになるのか」「子供が出来たのに結婚しないのは責任を果たしていないのか」といったことにまで及んでいく。
ところが、その議論を聞いていたシングルマザーの家庭で育った桂(中西夢乃)が、それでは結婚をしなかった自分の両親は最悪なのかと言いだしたことを皮切りに、生徒たちはそれぞれの両親の結婚に至るまでの事情をさらけ出しあい、何かを否定す