椎葉がキリオと対戦中に、その横をシャケが通りかかった。椎葉たちを気にもとめずに通り過ぎていくシャケ。しかし、なぜかキリオの様子は一変し、椎葉との喧嘩を途中で放棄してしまう。やる気満々だった椎葉はキリオの変化を不思議に思うが、キリオの仲間・トオルたちにはその理由がわかっていた。かつてキリオはシャケと対戦して惨敗。以来、自慢の左ストレートを放つことができなくなっていたのだ。 そんな過去の事情を聞いた椎葉は、No.2のポジションにいながら逃げ腰でやり過ごすキリオの生き方に憤慨し、またもやキリオに再戦を申し込んだ。闘いの最中、椎葉は「左がダメなら右を打て!」「右もダメなら蹴りだ! 頭突きだ!」と絶叫。その言葉通り、がむしゃらに向かってくる椎葉の姿を見て、キリオの中にもシャケへの闘志がみなぎってくる。