妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一(長瀬智也)は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然の帰宅。「自分には能しかないと気づいた」と言う寿限無を誘い、寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かける。スーパー世阿弥マシンとなった寿一をはじめ、慰問に来たさんたまプロレスのレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げる。そして、その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていたのだ。同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿があり・・・。
With his younger siblings gone and Jusasburo in a long-term care facility, Juichi finds himself alone in the house, and he devotes himself to practicing Noh. Then, after six months away, Jugemu suddenly returns, having realized that Noh means everything to him. Meanwhile, a weekly magazine reporter shows Yosuke an article featuring a picture of Jusaburo exercising at his nursing home. With another crisis looming, can Juichi manage to hold the family together?
Quando Jugemu volta para casa, Juichi o leva para ver o pai deles na casa de repouso. Sakura acha que Juichi não tem tempo para ela.