Hoshio's change of personality provides Sawako with yet another challenge... but she might end up wishing for the old Hoshio instead. Still, his change will affect the many people around them and bring out some new secrets as well…
宇野家で目を覚ました星男(福士蒼汰)は、記憶を失う前の本来の姿を取り戻し、やさしかった星男とは似ても似つかない凶暴な男・達也に戻っていた。佐和子(広末涼子)に悪態をつく星男におびえ、ショックを受ける大(大西流星)ら息子たち。そんな星男の態度を見かねた美代(吉行和子)は東京に帰るよううながすが、星男は「どこにも行くとこなんかねぇんだよ!」と出て行こうとしない。
佐和子は、あのやさしい星男との甘い生活が戻ってくることはないと悟ってガッカリするものの、ほかに行き場のない星男とこのまま暮らしていこうと決意。「うちにいるつもりなら」と星男の乱暴な言動をたしなめると、星男も渋々ながらこれに従い、宇野家に残ることになった。
同じ頃、祥子(有村架純)は「お願い…誰か迎えに来て」と、なおも宇宙に信号を送り続けていた。そして、自宅で古女房(角替和枝)と過ごしていた重田(國村隼)も、夜空を見上げながら「迎えが来たのかもしれん」とつぶやいて…。
翌日から、星男はぎこちない手つきで美代の家事を手伝い、「ガキ苦手なんだよな」とぼやきながらも、子どもたちに溶け込もうと奮闘。そんな中、この街にやって来た日の奇妙な体験を美代に打ち明ける星男。船の上で自殺を図って死を覚悟した直後、「何かが俺の体の中に入ってきた」というのだ。「俺の体の中には何かがいる。そいつが目覚めたら、俺は今度こそ死ぬ気がしてる」と話す星男に、美代は…。