As the news reports that Hibito will soon be returning from the moon, Pico is put under pressure as he designed the parachute that must help them land safely. After Mutta recovers from his cold, the team try to work on their project without Pico's help, being at a budget disadvantage due to ranking last. Speaking with one of Pico's co-workers, Mutta becomes more unnerved upon hearing Pico developed the parachute deployment system for Hibito's return. When Mutta brings up whether Pico's system was responsible for Brian's accident, it is explained that the head NASA engineer at the time chose another company's parachute for Brian's capsule after a human error resulted in a crash during a test of Pico's system. Hearing this, Mutta brings up to the team that they need to prepare their budget for two rovers, with the anticipation that one of them could fail.
六太たち宇宙飛行士候補生の次なる訓練は、カムバックコンペティションへの挑戦だった。
カムバックコンペティションとは、パラシュートの展開システムや、自動制御のローバーを作り、どのくらい正確にゴールへたどり着けるかを競う大会である。
しかし最下位でゴールしたE班のサポート役は、全くサポートする気のない屁こき技術者、ピコ・ノートン。しかも完全な酔っ払いだったのだ。
ピコに不安を感じた六太とケンジは、ピコが所属するデンバー社の職員に、彼について話を聞くことにした。
職員によると、ピコは帰還船オリオンの開発を任されており、さらにパラシュートの展開システムを開発・製造するサブプロジェクトの総合責任者とのことだった。
しかも、日々人たちが帰りに乗るオリオンのパラシュートも、ピコが手掛けたものらしい。
職員は熱く語る。
ピコはただの酔っ払いではない、試行錯誤を繰り返し、やっと今の使えるパラシュートシステムに仕上げた技術者が、ピコ・ノートンなのだと。
気を取り直し、ローバーの制作を開始することにした六太たちE班。
ネットで調べた図面を頼りに、ボディらしきものを作ったのだが、一つ問題が浮上した。
E班は最下位チームのため、制作費は600ドルと一番低額で、このままだと1機しか作れないのである。
六太は言う、「失敗して壊れるの前提で、最低でも2機作れるくらいの余裕があった方がいい。モノ作りには失敗することにかける金と労力が必要だ。失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ」と。
六太の言葉を聞いたピコは、ブライアンが亡くなった、アレ