As the moon mission begins its progress, Hibito notices something shiny on the moon's surface before helping to ease the tension of the rest of the crew. Meanwhile, Mutta arrives back in Japan, bring Apo home with him, hoping he will bring him luck in passing the exam. Whilst grocery shopping, Mutta ends up winning a consolation prize in a lottery, believing he has used up all his luck and becoming paranoid. On the day of the selection announcement, Kenji is the first to be called by JAXA.
Hibito et l'équipe du CES-51 vont utiliser le module déjà présent sur la lune. Tandis que Mutta attends avec impatience les résultats du dernier examen tout en se préoccupant de son capital chance qui diminue à vue d'œil...
無事に月へと到着した日々人たちCES―51クルーは、月面基地ファーストベースへと移動するため、与圧服を着こみビートル1号に乗車しようとしていた。
ずっと真空だったビートルの車内には、2時間前から新しい空気が送り込まれているはずである。
管制によれば数値に異常はないとのことだったが、今からその車内で与圧服を脱ごうとするクルーには不安がよぎっていた。
『もしヘルメットを脱いだ時、正常な空気が入っていなかったら……?』
なんといってもここは宇宙空間、メーターでは確認できないような得体の知れないガスが発生してしまっているかもしれないのである。
みんながなかなか与圧服を脱げないでいる中、意を決し、船長であるフレディが脱ぎはじめようとしたその時――。
「ちょっとみんな! 脱がねーの?」
見ると、驚くことにもう日々人は脱いでしまっていた。
なにやら風呂に入っていない自分のニオイに驚いた様子だが、月でも相変わらず飄々としている日々人なのだった。
翌日、日々人とバディは、降り注ぐ放射線や小さい隕石から基地を守るため、砂をかけるミッションを開始する。
作業しながら、日々人はバディに着陸直後に見た『キラッと光るなにか』の話をしたのだが、だたの『キラッ』だったため、UFO好きのバディは興味なさげ。
日々人にはどうにも引っかかっているようだが、確かめるすべは今のところない。
一方、合格発表のため幸運犬・アポを連れて日本へと帰国していた六太は、母に頼まれスーパーに買い物に来ていた。
六太は発表までは運を使いたくなかったにも関わらず、くじ引き