1976年にリリースされた、ソウルの殿堂モータウン・レコード所属の白人女性ボーカリスト、シャーリーンの曲。1976年の発売時にはあまり売れなかったが、1982年フロリダ州のラジオ局のDJ、スコット・シャノンがラジオで紹介したのをきっかけに、この曲の人気が急上昇。全米の心にシャーリーンの温かく優しい声が響き、アメリカのヒットチャートで3位、イギリスで1位、1983年にはオーストラリアで6週連続1位を獲得するなど世界的大ヒットとなった。大ヒットとなったときシャーリーンは音楽の世界から離れていたという。
1983年にヒットすると、日本語、スペイン語、ドイツ語、スウェーデン語、韓国語、中国語、広東語などに訳され、世界中で馴染みの曲となった。以降、1994年のヒット映画『プリシラ』で使用されたり、多くの映画やドラマなどでも使われている。
シャーリーンは「この曲は私の人生そのもの」と語ってくれた。その人生とは?
そして作曲家のケニー・ハーシュに曲の誕生秘話を聞いた。ヒットのきっかけを作ったDJも登場します。