1978年結成されたバンドTOTOが、初の全米NO1に輝いた曲「アフリカ」。この曲を含むアルバム『TOTO IV』は通産4枚目のアルバムで1982年にリリースされたが、その年のグラミー賞で最優秀アルバム賞を始めとする6部門を独占し、TOTO最高傑作とも言われる。
ロサンゼルスのスタジオミュージシャンからキャリアをスタートさせたTOTOは、音楽的テクノロジーを積極的に導入し、空間的な広がりをもつ華やかなサウンドを得意とし、1980年代を代表するバンドとなった。
「アフリカ」はバンドメンバーのデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロの共作。ペイチが深夜にテレビで見たアフリカをテーマにしたドキュメンタリー番組に触発され作ったという。
エキゾチックなうねりと普遍的な歌詞がこの曲に大スケール感を与え、普遍的なヒットとなった。
この曲の誕生を、メンバーや当時レコーディングに携わった関係者が語る。