サイモン&ガーファンクルが残した、
最も美しいハーモニーのひとつ。
それが「スカボロー・フェア/詠唱」。
中世スコットランドのバラッド「ELFIN KNIGHT(妖精の騎士)」は、
数百年に渡って語り継がれる中で形を変え、
「スカボロー・フェア」という一曲が生まれる。
ポール・サイモンは、デビューアルバムの不振のあと
単身渡英していた時にこの曲と出会い、3rdアルバムの
『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』で大きくフィーチャー。
S&Gの代表作のひとつとして、この曲は世界的に知られることとなった。
ポール・サイモンやボブ・ディランにこの曲を教えた伝説のシンガー、
マーティン・カーシーが出演。「スカボロー・フェア」の原点を語る。
ポール・サイモンがイギリスで過ごした日々に光を当て、
S&Gの更なる魅力を探っていく。