「メタルの帝王」「プリンス・オブ・ダークネス」などの愛称で知られるヴォーカリスト、オジー・オズボーン。
へヴィメタルの始祖的バンド、ブラック・サバスを経て、1980年にソロとして再出発。
強い存在感を放つ唯一無二のヴォーカルとキャラクターは多くのファンに愛され、ミュージシャンからもリスペクトされ続けている。
「クレイジー・トレイン」は、そんなオジーの最もよく知られた作品のひとつ。
ソロデビュー・アルバム『ブリザード・オブ・オズ』から最初にシングルカットされ、大ヒットした。元クワイエット・ライオットのメンバーで、オジーが運命の出会いだったと呼ぶ、ギタリストの故ランディ・ローズとともに書いた。
「ミラクル・マン」は、ソロ5作目『ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド』のオープニングを飾るナンバー。
オジーが見出して、この作品からオジーのバンド・メンバーとなるザック・ワイルドとともに書いた。
オジーのヴォーカルとザックの繰り出す激しいリフ、ソロが際立つ名曲。
ランディやザックなど、優れたギタリストを発掘する名人として知られるオジー。
オジーと彼らの曲づくりとはどのようなものなのか…
番組では、オジー本人をはじめ、ソロデビュー以来、彼を支え続けている妻でありマネージャーでもあるシャロン、そして、オジーが最も長く一緒にプレイしているザック・ワイルドを訪ね、この2曲の誕生について探っていく。