離婚後、家に居場所がなくなった香帆(久保田紗友)は、新たな家へ入居する3か月先まで、伊織(佐野晶哉)の自宅に居候するかたちで一緒に暮らすことに。お世話になっているからと、家事全般をテキパキとこなす香帆と、香帆がそばにいることに幸せを感じつつも気遣う伊織。 香帆に頼ってほしい伊織は、大学の友人・水瀬(髙橋大翔)に相談を持ち掛ける。“体を鍛えれば、頼ってもらえる”という水瀬の指南を素直に受け入れた伊織はスポーツジムで体を鍛え始める。 一方で、伊織は父の伊佐夫(吉満寛人)から見合いを強引に勧められていた。香帆への想いを日々強くしていた伊織は、伊佐夫に対して「好きな人ができたんです」と思い切って宣言し、他の女性と付き合うつもりがないことを告げる。その言葉に、伊佐夫は“男だったら強引に行けばいい”と、意外にも伊織の恋を応援するのだったが…。 真也(長谷川慎)は不倫相手のアカリ(川津明日香)と当たり前のように同棲を始めていた。しかし、総菜を皿にも移さず、そのまま食卓に出すアカリに対して「こういう手抜きは許すつもりがない」とため息交じりに苦言ばかりを言い、アカリをイラつかせる。 真也との生活に息苦しさを感じ始めていたアカリ。真也の同僚・リュウジ(比嘉秀海)から「真也と付きあってるんだよね?」と問い詰められると、「結婚していることを知らなかったんです…」と被害者面に豹変し、「相談に乗ってください」と色目を使うのだった。 そんな二人の様子を、リュウジの恋人で香帆の親友・実咲(森高愛)は、いぶかし気に見ていて…。