東京の学校に転校が決まっている 中井 (黒島結菜) は、ほかの非協力的な同級生たちと比べ、積極的に文化祭の準備に励んでいた。 転校を周りに隠したまま、自分が出来ることをやり遂げ三島を離れようとしていることを 海老沢 (重岡大毅) から聞いた りさ (満島ひかり) は、中井の文化祭の担当をほかの生徒に割り振り、聖駿高校の新校歌を 平助 (錦戸亮) と中井の二人で作るよう強引に指示する。 しかし、実家でのゴタゴタを抱えている平助は、中井の転校を知らず、なかなか校歌作りを始める様子がない。そんな平助にイラついたりさは、いつもの調子で攻め立てるが、逆に平助に怒鳴られてしまう…。 一方、ドンマイ先生こと 淡島 (坂井真紀) との許されぬ恋を平助に白状した 一平 (えなりかずき) は、平助から別れろと強く言われるものの、なかなか別れ話を切り出せないでいた。 ついに、中井が誰にも告げずに三島から去る日、目の前には意外な光景が ――