ふしぎの国、アリスピアで催されるライブイベントへ親友の陽ノ下なつと一緒に訪れた空野みなもですが、会場が謎の怪物に襲われます。 その時、歌い踊って怪物を退治する存在、プリンセスをみなもは見たのでした。
みなもが変身したプリンセス、リップルは不慣れなまま怪物に翻弄されます。 そこに先日ライブ会場で見たプリンセスであるジールが助けに入り、その場は何とかなりました。 ジールの正体は識辺かがり。なつの憧れのアイドルです。 みなもはかがりからプリンセスの事、怪物ジャマオックの事を聞きます。
リップルになってアリスピアを守る事を決めたみなもは、先輩プリンセスのかがりからアドバイスをもらう為に付いて回ります。 一方アリスピアでは、ベスに続きギータという少年がジャマオックを放っていました。
ある日、みなもは推しの配信者、一条ながせと出会います。 そして放課後にアリスピアで催されるささやかなライブに誘われます。 アリスピアでライブの準備中のながせ。 しかしそこに、第三の敵であるドランが現れ、ジャマオックにながせを襲わせるのです。
キラキラ。それはながせがもっとも大事に思う、人が生み出す事のできる輝きです。 ながせは自分のキラキラとプリンセスのそれとの違いに落ち込み、一時的にアリスピア活動ができなくなっていました。
リップルやジールも引くくらい絶好調であるミーティアはジャマオックを難なく退治。 興奮冷めやらぬという調子で、そのまま打ち上げ兼祝勝会兼親睦会を提案します。 カラオケにお茶にお買い物。オフの日とばかりに打ち上げ以下略を楽しむみなもたち。
ポーン、ナイト、ビショップ。タイプ別のジャマオックを次々と生み出すベスですが、どうやらまた新型が完成したようです。 ながせのお家で女子会をするみなもたちは、自分たちの家族の話に花を咲かせます。 しかし、そこでナビーユから緊急出動の要請が。
謎の集団、バンド・スナッチ。 手強くなる一方の敵に対し、みなもたちはパワーアップの方法を模索します。 結論は、一人一人がバラバラに歌うのではなく、合唱をする事。ユニットを結成し、さっそく特訓をするプリンセスたち。 ですが、リップルは自分だけが足を引っ張っている事を自覚します。
ところでみなもの趣味はお菓子作りです。 なので自分もそういう動画を配信してみようとするのですが、慣れない事に失敗ばかり。 そこで気晴らしとばかりに、みなもは好きなお菓子作り配信者である佐藤かえでのイベントに行く事になりました。 ですが例によって会場にはジャマオックと、ギータの姿が。
なつのアリスピア路上ライブの帰り、みなもたちは日村みかんと出会います。 彼女は武術と音楽を組み合わせた、まっっったく新しいダンスを生み出そうとする女の子でした。 夢見るままにアリスピア活動を満喫するなつ、みかんの二人に触発されたみなもたちは、勢いみなもメジャー化計画に着手します。
そもそもジャマオック、そしてバンド・スナッチとは何者なのか。 その答えを探す為、ナビーユは図書館で古い文献を調べます。 一方のプリンセス部屋では、みなも手作りのお菓子でお茶会が開催中でした。
双子のうち、助けられたのは一人だけ。 もう一人を救う為、プリンセスたちはカリストに戦いを挑みます。 しかしカリストの圧倒的な力を前に、三人がかりでも手が出ず、一度は変身解除にまで追い込まれてしまいます。
プリンセスたちがジャマオック、引いてはバンド・スナッチの正体を知ろうとするのと同じく、バンド・スナッチもまた、効率的なミューチカラの回収方法を求めて女の子たちを研究しようとします。 その手段とは――
ある日のお昼休み、みなもたちは隣のクラスの天才発明家、葉加瀬まなびと出会います。 なつのお友達である彼女は、アリスピアで表現したい自分という確固たるものを持っており、応援したくなるような女の子でした。
休日、朝から市内のソラミタワーへ遊びに出かけたみなもたち。 偶然、かがりの図書委員の先輩である風花すみれと出会います。 大人びて物腰も柔らかい上級生の彼女に、みなもはこうなりたいという憧れを抱きます。
ながせのクラスメイトの田中まい、彼女のダンスは見る人の目を釘付けにします。 しかし彼女は何やら悩んでいる模様。 その悩みは、ながせにも関係するものだったのです。