マスコミの騒ぎを重く見た保護者会は、野球部の廃部と涼の退学を要求し、さらに即刻部室を閉鎖しろと詰め掛けた。そんな中、皆はなんとか涼を慰めようとするが、英彦との思い出も揺らぎ、いたたまれなくなった涼は部室を飛び出してしまう。翌朝、皆に迷惑をかけまいと退部届を出した涼は、父の故郷へと向かっていた。