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世界遺産のほとり…湖に眠る故郷の記憶▽悠々自適!鮎つり暮らし

奈良県、和歌山との県境に近い山の中で一軒家を発見!衛星写真で見た林が「かなり木々に埋もれていますよ。家までの道もハッキリと確認できません」と話せば、所も「周囲には山しかないですよ!」と驚くほどの深い山の中だ。戸次は「人と会わなくてもいいような…。芸術家の方が暮らしていらっしゃるのかな?」と語りつつも、暮らしぶりには想像もつかないようだ。本田は「畑がないですか?レモンを育てている!?」と予想をしていたのだが…。 捜索隊が最寄りの集落へ向かうのだが、その道中もすでにかなり山深い場所だ。山しか見えない風景の山道から狭いトンネルを抜けるとようやく山あいにある集落が見えてきた。 そこで見かけた住人の女性に声をかけ、さっそく衛星写真を確認してもらうことに。「(衛星写真では)全然わからないですね」と話していた女性だったが、息子が確認すると、「これはだいぶん山奥ですね。飯場じゃないかな?」と有力情報が!飯場とは、かつて山仕事をしていた人々が寝泊まりしていた小屋のこと。しかし、「10年ほど前の大型台風の被害で飯場へ行く道は土砂崩れが起きて通れなくなったんです。今は使われていないと思います」という。 女性は親切にも知り合いに電話をして飯場の様子を確認してくれた。すると「土砂崩れ以降、飯場へはいけなくなり今は廃屋になっているそうです」との返答が。捜索隊はやむを得ず、別のポツンと一軒家の捜索を始めることに。すると、女性から「心当たりのある家があります」というまさかの情報提供が! その一軒家とは、山あいをくねくねと流れる川沿いにポツンと建つ一軒家だという。鮎釣りシーズンのときだけ男性が宿泊しているとか。その情報を元に捜索隊は川沿いの一軒家へと向かうことに。しかし、そこへ行く道もまた土砂崩れの影響で寸断されていた。女性によれば、「川沿いに臨時に造成された“迂回路”があるので、その道で行ってください」とのことだ。捜索隊は教えられた迂回路へ。大規模な土砂崩れの跡が残されている場所を越え、さらに川沿いの道を進むとやがて建物が見えてきた。 親切な女性とその家族のおかげもあって、なんとかポツンと一軒家までたどり着いた捜索隊。そこで出会ったのは、近くのダム湖に沈んだ集落で生まれ育ったという男性の思いがけない人生ドラマだった。

日本語
  • Originally Aired August 1, 2021
  • Runtime 45 minutes
  • Network TV Asahi
  • Created August 1, 2021 by
    okagawa
  • Modified August 1, 2021 by
    okagawa