「西遊記」の絵本に触発された2号は、自分が悟空になりきってしまう。ごっこ遊びにつきあううちに、荒れ寺へ来てしまった1号と3号は、ここで一夜を過ごすことになる。「はんごろし」を出すと言われて疑心暗鬼の三人は、住職を化け物と見間違えて大騒ぎ。「はんごろし」とは、おはぎのことだったのだ。もうこりごりと思いきや、今度は2号が「さるかに合戦」にはまってしまった。