蒼山叶(松雪泰子)は、澤村光輝(木村了)が思い出した記憶が気にかかっていた。澤村は、11年前に自身の母親が殺害された事件で、逃げていく犯人が"太陽のキーホルダー"を所持していたと語ったのだ。そんな時、CTNニュース編集部に"太陽のキーホルダー"を所持した男が、2年前の殺人事件でも目撃されていたという情報が飛び込む。11年前と同じような女性殺害事件で、被害者の娘が逃走する犯人を目撃し"太陽のキーホルダー"を所持していたと証言していたというのだ。
早速、事件の取材にとりかかる蒼山。遊軍取材班の面々に仕事を割り振る中で、赤坂衆(小出恵介)のワシントン支局への異動が明らかになる。政治部の出世コースで自身が望んだことなのだが、なぜか浮かない顔の赤坂。一方、3ヶ月間の期限付きで異動になっていた奥澤緑(相武紗季)は、自分もアナウンス室に戻るのだが、そのことに気付かない遊軍の面々にすねてしまう。
2年前の女性殺人事件の取材に追われる中、赤坂と白石(小日向文世)は、代議士秘書の転落事故の際に、現場にいた女子中学生・麻生瑞貴(山谷花純)への接触に成功する。しかし、瑞貴は何も知らないと言う。蒼山と黄田(要潤)は、2年前の女性殺人事件の遺族へのインタビューを行う。しかし、被害者の娘、伊崎素子(村川絵梨)からは新しい事実は聞けなかった。また、肝心の犯人を目撃した妹の早苗(小林涼子)とは、素子の許しを得ることが出来ず話すら出来なかった。蒼山と黄田は、事件現場の周辺で聞き込みを始める。すると、早苗が事件後に現場の近辺で目撃されていた。