優希(松下)は家族、故郷、夫から逃げていた。醍醐(古田)は組織、しがらみ、妻から逃げた。貝原(平田)は家族を捨て、才能に迷い、人生を失った。小澤は愛に飢え、人を恨み続けてきた。……生きていくには魂の救済者、伴走者にいてほしいと誰もが願う。だが凶悪犯たちの孤独感は、悲しい怒りの復讐へと変貌し、モンスターとなってしまった。漫画の誤読に気づいた優希と醍醐がスジを完結させる! いよいよ最終回!