両親の死後、相続した一軒家で2人暮らしをしているちか子(石橋静河)と弟の良一(金子大地)。大学生の良一は恋人の春江(南沙良)とともにボランティア活動にいそしみ、一方のちか子は出版社で働いて家計を支えていた。そんなある日、春江は作家志望の兄(中島歩)から、ちか子のよからぬ噂について聞かされる。何も知らずに姉を慕っている良一を案じた春江は、ちか子の秘密を良一に明かす。