「ベル・エキプ」に新オーナーが誕生して一ケ月が過ぎた。店には客が少しずつ入る様になった。何かにつけてギャルソン・千石(松本幸四郎)はシェフ・しずか(山口智子)、メートル・ドテル梶原(小野武彦)、コミ和田(伊藤俊人)らに対し、料理やサービス、マナーなどについて口をはさみ、命令を出す。
そんな状況が続く中、従業員らの不満が爆発した。禄郎(筒井道隆)は「店のことを考えて言っているのだから」と千石の肩を持つが、従業員らは、「千石さんが辞めるか、我々が辞めるかだ」と態度を固くする。
「残念ですが、彼らの協力なしで店をやるしか手はありません」と事もなげに言う千石。分担については千石がシェフ、禄郎と範朝(西村雅彦)がギャルソンを、そしてバーテンダーの政子(鈴木京香)がなんとなく手伝うことになり、4人で店を開けることになった。初めてメニューに奮闘する千石、禄郎もなんとかギャルソン&ソムリエ役をこなそうとする。
トランプに興じながらも成り行きが気になる従業員ら。千石、禄郎は従業員なしで店をまわすことができるのか・・・。