第6話

弥生ビールの新商品「夏浪漫」と人気アニメのコラボ缶のイベントを何とかやり遂げた営業1部の丸谷康介(山田涼介)と真田和泉(芳根京子)。この企画を発案した和泉のために何とかイベントを成功させようとほん走した康介に、和泉は素直な言葉で感謝を伝える。その言葉に思わず「真田さんのことが好きになっちゃった」と告白した康介に、和泉が突然キス――。 康介は「あのキスは何だったんだ!?」「告白に対する答え?」と、ひとり悶々とするのだが…?  しかし、あのキス以降、何事もなかったかのように…いやむしろ、そっけなさを増した和泉に康介は戸惑いを隠せない。それと同時に、これまでの元カノたちは康介の見た目の可愛さを好きだったことを思い出し、和泉も彼女たちと同じかもしれないと考え始める。ということは、もし、和泉が自分を好きでいてくれたとしても、“30年後の自分”を名乗るおっさん(古田新太)に宣告された消費期限を迎えたら和泉も去って行くに違いない…。その恐ろしい可能性に焦りを覚えた康介は、せめて最後に思い出作りだけでも、と、勇気を出して和泉をデートに誘う。  そして迎えた記念すべき初デートの日――。初めて見る和泉の私服姿にドキドキしながらも、康介は考えてきたデートプランを実行。陶芸をしたり、ゴンドラに乗ったりと、2人は楽しい時間を過ごす。  そんな中、休日出勤中の一ノ瀬圭(大橋和也)から康介に電話が掛かってくる。鏑木悟(迫田孝也)の助けなしに、ひとりで得意先への提案書を提出しなければならなくなって困っていると泣きつく一ノ瀬をなんとかなだめた康介だが、その後も電話攻撃は一向に止まらず…。   はたして康介は、図らずも”邪魔者”と化してしまった一ノ瀬の攻撃をかわして、和泉との思い出を作ることができるのか、そして和泉の本当の気持ちを聞くことができるのか―?

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