島子(観月ありさ)が突然、社史編纂室の山村を呼ぶよう弥生(浅野ゆう子)に指示される。山村(鈴木浩介)は前夜、繁華街のクラブで酔い、中国人ホステスに暴力を振るったとかで、店のオーナーが東慶商事に300万円の慰謝料を要求してきたのだ。
山村は、暴力を振るった覚えはないと否認するが、弥生は、逃亡や自殺の可能性を考え、問題が明らかになるまで、山村を別室に隔離することを決める。
弥生の指示で問題のクラブに行った島子と朝比奈は、被害者のホステス・メイメイとの面会を求めるが、店側は拒否。事態に混乱した柔道有段者の山村まで、もしかしたら暴力を振るったかもしれないと言い出す始末。
島子は、直ちに全社員に、マスコミの取材に一切応じないようにとの緊急メールを送る。しかし、洋と琳の2人が一部の記者に軽はずみな言葉を発してしまった為、マスコミが押し寄せる最悪の事態となる。
弥生は、小旗(阿部サダヲ)側の責任問題だと激怒。島子が機転を利かせて謝り、小旗側が全員頭を下げた事で、その場はおさまるが、事の重大さは全く変わらない。少しでも解決の手がかりを掴みたいと模索する島子は、小旗と再び、例のクラブに行くが、メイメイは店を辞めたと聞き、困り果てる。
そんな中、人気のないオフィスで山村を見張る島子は、山村と昔話。山村も又、アウトソーシングの煽りをもろに受けた被害者だった。2人の話に口を挟む小旗・・・。あることをキッカケに島子と小旗は大喧嘩を始めてしまう。売り言葉に買い言葉で、島子は小旗を大きく傷つけてしまう。小旗は、ガックリと肩を落とし、そのまま帰ってしまう。
やがて、事態は、意外な結末を迎えることになる・・・。