弥生から、総務課のリストラ要員を1人選ぶよう命じられた島子は、どうしてよいか分からずにいた・・・。
それぞれの課員達の家庭事情や会社への思いやりを知ってしまった島子には、誰か1人、リストラ候補を選ぶなど到底、できることではなかった。
一方、桜が担当する『事務用品の発注と管理』が次なるアウトソーシングの項目と決まり、マニュアル作りが始まるが、桜本人の仕事が奪われるという、危機意識は薄く、スキル的にも中国チームに叶わないと諦めムード。コネで入社した桜のコネの効力が消えたと知った島子は、本気でがんばらなければリストラされる、と自分の仕事の目的も忘れて逆にはげます。
まもなく、営業2部から総務課に、フロアの配置換えをして欲しいとの連絡が入る。島子の言葉でヤル気になった桜は、立候補。朝比奈も島子がフォローすると聞き、OKサイン。桜は、ヤル気満々で仕事に取り掛かる。
そんな中、リストラ要員を決められない島子に、桜のクビを切るよう催促する弥生。島子は、桜は新しい仕事に取り組んでいると猶予を求める。一方、桜は奮闘し、ようやく営業2部のフロアの配置換えを終える。
ところが、桜は部長・原田(大河内 浩)の机を配置し忘れるという大失敗をしてしまう。 総務課に怒鳴り込んで責任を追及する原田に対し、弥生は即座に桜をクビにすると宣言。
その夜、島子は、ある決意を固めて――。