新海元一(織田裕二)は、紗世子(鈴木杏樹)との離婚調停のため、家庭裁判所にいた。元一の弁護士・津久井敬一郎(深水三章)らが同席するなか、調停委員から元一と紗世子が調停離婚すること、そして光太(田中奏生)の親権を紗世子が持つことが告げられる。光太の引き渡しは、保育園の都合もあり、10日後と決められた。
会社の前で、ぼんやりと大きなオフィスビルを見上げる元一。そんな元一を見かけた早坂美月(長谷川京子)は声をかけた。元一は、離婚調停が終わり、光太を紗世子に引き渡すことを彼女に伝えた。光太を失うという現実から逃避したい元一は、岸田史顕(八嶋智人)も心配するほど、がむしゃらに仕事に打ち込む。
元一は、離れて暮らさなければならないことを、なかなか光太に打ち明けられずにいた。美月からも心配をされ悩む元一は、光太を大好きな鉄道の博物館に連れて行き、そこで別れを告げることを決める。
鉄道の博物館を訪れた元一と光太は、展示フロアや鉄道模型のジオラマなどを見て楽しい時間を過ごす。鉄道好きの光太は、元一が驚くほどに知識が豊富で、「夢みたいに楽しい」と館内を大はしゃぎで駆け回る。
帰りがけ、元一は、ショップで子どもたちが親から鉄道グッズなどを買ってもらう光景を目にし、光太にもおもちゃを買ってやる。が、そのおもちゃを手に本当に楽しそうにはしゃぐ光太の姿を見ると、元一は別れを言い出せず…。