ドラグナーを重慶まで移送するため、とりあえずバンクーバーを目差すことになったケーンたち。ギガノスの攻撃を考慮して囮部隊を出すことにするが、それにはもうひとつの目的があった。囮部隊に敵の主力を引き付け、一気に叩こうという意図も含まれていたのだ。 早速ジープで出発する一同。しかしリンダだけは、身内が敵のエースパイロットであることが明るみになった事で負い目を感じ、ダイアンの説得でも立ち直れないほど塞ぎこんでいた。そして作戦行動中であるにも関らず、ジープから飛び降りてしまう。 ケーンがリンダを追い、さらに続くダイアン。ケーンはリンダに追いつくものの、雨でゆるんだ地面に足を取られ、2人は一緒に転落する。そこへマイヨのファルゲンが現れた。囮部隊を追撃部隊本体に任せ、自らドラグナーを奪うべくやって来たのだ。 混乱し、ランチャーでファルゲンを攻撃しようとするリンダ。それを止めるケーン。マイヨもリンダとケーンに気付き、プラクティーズに攻撃をやめさせた。そしてリンダとケーンが親しくしていることに不快感を露わにしながら、囮部隊への襲撃に向かうのだった。