アフガニスタンのオアシス都市ヘラートにたどり着いたマルコ・ポーロ一行。反逆者たちの処刑を目撃した。当時、中央アジア一帯はモンゴル軍が支配していたが、根強い反発もあったのだ。一行は、モンゴル軍の指揮官カダックから宴会に招かれる。カダックが信頼を置く町の長老、ラシードも一緒だった。そこに突然、覆面の男が現れ、カダックめがけて矢を射る。再び弓を構える男を必死に止めたラシード。その目には涙が光っていた。