ハッピー・エンド

三崎結花(常盤貴子)と浅海暁生(窪塚洋介)の間を大きく引き裂いた地割れ。背後からは容赦なく滅亡した人類の遺産・化学兵器と思われる毒雲が迫り来る。毒雲から逃れるには地割れを飛び越えなければならない。 大友唯(山下智久)や高松翔(山田孝之)ら、無事に渡り終えた生徒を笑顔で迎える結花だが、暁生は結花の異変に気づき心配でならない。ひとり跳ぶごとに崩れていく壁面。暁生は最後に地割れを跳び越え、ようやく結花との再会を果たす。そのとき張り詰めていたものが一気に解け、結花は暁生にゆっくりもたれかかる。結花の呼吸はすでに小さく浅い。 迫り来る毒雲から逃れるため洞窟に身を隠す一同。そこで彼らが目にしたものは、人類が自滅の道を歩んだ過程、そしてそこから生まれたものの存在。世界の終末の謎が解き明かされもはや生き延びる希望を失った生徒達を、苦しさを押して「自分の力を信じて・・・・・・」と一生懸命に励ます結花と彼女を抱きしめるしかできない暁生。夜が明けあの毒雲はいつしか過ぎ去っていた。 目を閉じて暁生に抱かれたままの結花。生徒達はそれぞれ言葉はなく結花と過ごした思い出を胸に、最後の力を振り絞って本倉高校への“家路”を急ぐ。ようやく学校に到着した暁生たち。結花は最期に精一杯微笑んだ。 そして大きな地震が再び学校を襲う。頻発する火山の噴火による地震、そのとき生徒達の目の前で奇蹟が起こる。学校の時空の壁が広がり、一瞬彼らの生きていた“過去”と接点ができたのだ。

English 日本語
  • Originally Aired March 20, 2002
  • Runtime 45 minutes
  • Network Fuji TV
  • Notes Is the series finale
  • Created October 18, 2016 by
    Administrator admin
  • Modified January 13, 2023 by
    aeo2121