最後の食事・・・やっと会えた!

食料がとうとう底をついた。三崎結花(常盤貴子)と浅海暁生(窪塚洋介)も生徒と最後の食事をとる。結花と暁生は、こんな世界でも希望を捨てずに生きようとしている生徒たちの未来に、ささやかな祝杯をあげる。 しかし、せっかく芽が出た植物が枯れ出した。生徒たちは再び絶望する。暁生は積み重ねられた土壌汚染に原因があると考える。結花は人知れず泣きながら地球を滅ぼした『現代』の人類に、「もう地球を汚さないで」と強く念じる。すると、再びその想いは声となって『現代』の父・重雄(大杉漣)と藤沢隆太(妻夫木聡)に届く。 学校を離れていた生徒がやつれ果てた姿で「富士山の見えるところに天国が」と告げに戻ってくる。生徒たちは、また微かな希望にすがろうと、『天国』を探しに学校を出発する。そんな生徒をほっておけず、暁生は生徒と共に学校を後にする。学校を守るため残ることを決意した結花は、必ず戻ってきてと暁生と約束して気丈に送り出す。暁生たちはどうにか『天国』に辿り着くが、彼らが目にしたものは廃墟となったテーマパークだった。 その頃、結花と数名の生徒を残し人気のなくなった学校に『黒い影』が忍び寄る。そしてさらに大きな地震が結花たちを襲う。結花は『天国』を探しに出た暁生や生徒たちを案じて危険を承知で外出する。その時、結花はただごとではない体の変調を自覚していた。

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  • Originally Aired March 13, 2002
  • Runtime 45 minutes
  • Network Fuji TV
  • Created October 18, 2016 by
    Administrator admin
  • Modified January 13, 2023 by
    aeo2121