花屋の娘・三崎結花(常盤貴子)は、大学生の浅海暁生(窪塚洋介)と何気なく出会い、何気なく惹かれ合ったが、あるアクシデントからその後はお互いに連絡が取れずにいた。 それから一年が経ち、今でも父・重雄(大杉漣)の花屋を手伝う結花と、その花屋の近くにある県立高校の数学教師になった暁生。新米教師の暁生は生徒達に人気があり、女の子に人気の大友唯(山下智久)や、高松翔(山田孝之)たち落ちこぼれ軍団の良き兄貴分であった。 2学期の終業式の日、花代の集金に学校を訪れた結花。花の発注主はブランド品が大好きで、ローン地獄にハマっている女教師・関谷則子(中島宏海)だった。しかし、彼女から年明けにまた来るように言われ、仕方なく出直すことに。その帰り際、暁生と偶然に再会する。しかし、久し振りの再会にも、暁生の誤解を招く行動から二人の関係はギクシャクし、スッキリしないまま別れてしまう。 年が明けて正月。暁生は結花を訪ねて花屋に行き、あの後1年間、連絡が取れなかった理由を結花に説明する。 始業式前日―、運命の1月7日。学校では一部の落ちこぼれ生徒を集めて、冬休みの補講授業が行なわれていた。その日、店番をしていた結花の元に1本の電話が入る。それは、寿司屋の見習いをしている藤沢隆太(妻夫木聡)からであった。久し振りに会う約束をした結花は、出掛けに関谷の花代を集金しに学校に立ち寄る。校庭で結花の姿を見つけ、近づく暁生。しかし、意識し合うが故にちょっとした事でまた口論になる。 その時、突然に地響きが起こり・・・!?