引退したマジシャン・南大門昌男(山城新伍)は、弟子ながら悪名高いプレイボーイの倉田勝男(池田成志)と、同じく弟子でかわいがっていた毛利サキ(松たか子)が交際するのを快く思っていなかった。南大門はパーティーの席上で、毒入りオレンジジュースで倉田を殺害する。しかし、オレンジジュースを持ってくることを提案したのも、テーブルの上に並んだ中からジュースの瓶を選んだのも倉田自身であった。