ある日突然、さとうコタロー(川原瑛都)の前に現れた謎の大学院生・宇田桃葉(白洲迅)。『アパートの清水』の103号室に引っ越してきたというこの男は、コタローいわく「父上の存在を知りながら母上をゆーわく致した"母上ゆーわく男"」――つまり「父上の敵」だというのだ。 コタローがこれほどまでに人を嫌う姿を初めて目にした狩野進(横山裕)は、住人の秋友美月(山本舞香)と田丸勇(生瀬勝久)、コタローの親友の岩永佑(松島聡)、そして弁護士の小林綾乃(百田夏菜子)を緊急招集。みんなで事情を探ってみるとともに、コタローの身に危険が及ばぬよう警戒することを誓い合う。 そんな中、学校から帰宅したコタローを見て、ふと変化に気づく狩野たち。なんだかここ数日で急激に太ったように見えるコタローを心配した狩野と美月は、ちょうど学校で開かれる給食の試食会に保護者として参加してみることに…。さらにコタローは足の痛みも訴え始め…?