幸せな家庭に憧れを持つ真琴(紺野彩夏)は、広告代理店アドライザの営業事務として働く29歳。 仕事熱心で同僚からも慕われている真琴だが、私生活ではワガママで自分勝手な恋人・勇人(赤澤遼太郎)に振り回されながらも献身的に尽くし、同棲生活3年目を迎えていた。 しかしある日、部内の飲み会で恋人の勇人と後輩の愛菜(星乃夢奈)の浮気現場を目撃してしまう。 思わずその場から逃げ出した真琴だが、住む家を失い、帰る場所がなくなった状況に途方に暮れていた矢先、手を差し伸べてくれたのは、社内で極道上司と呼ばれ恐れられていた小田切部長(戸塚祥太)だった──。 一方、マル暴の刑事として捜査を進める仙崎虎(中村嶺亜)は、不動会という暴力団に目を付けて… 冷徹な上司とのキケンな同居生活が幕を開ける───!
しばらくの間、小田切(戸塚祥太)の家で過ごすことになった真琴(紺野彩夏)。 会社での立ち振る舞いとは打って変わって、家では真琴を気遣う小田切に思わずドギマギしてしまう…。 飲み会でのことを後輩の愛菜(星乃夢奈)、ゆみ(朝日ななみ)、同僚の松本(堀家一希)から質問攻めされる中、元恋人の勇人(赤澤遼太郎)からヨリを戻すべく執拗につきまとわれる真琴。 なかなか折れない真琴に痺れを切らした勇人は、ある場所に真琴を呼び出しまさかの行動に── しかし追い詰められた真琴の元へ現れたのは、謎に包まれた存在の“不動会若頭・小田切蓮”と側近の木場(柾木玲弥)で…!? 「俺の女に、何をした──?」 一方、若頭を追う虎(中村嶺亜)と青木(山﨑光)はなにか手がかりをつかもうと必死に捜査を続けるが…。
若頭を追う虎(中村嶺亜)と青木(山﨑光)は捜査を続けるが、まだその正体をつかめずにいた。 一方、上司の小田切(戸塚祥太)との同居生活が始まった真琴(紺野彩夏)は、一緒に朝食を囲み、日用品を買いに出かけるなど、二人は穏やかな時間の中で少しずつ距離を縮めていく。しかし、ショッピングモールで後輩の愛菜(星乃夢奈)に遭遇 。 愛菜からの執拗な嫌がらせに対し、蓮は毅然とした態度で真琴を守り抜く。 蓮の大きな優しさに触れて彼への特別な想いを自覚し始める真琴だが、そんな思いに気付かないフリをして新居を探す。 そんな真琴を見ていた蓮は真琴が「特別な存在」だと告げ、二人の関係はついに新たな一歩を踏み出す―― その裏で、蓮の正体に疑念を抱いた愛菜は彼の秘密を探り、ついにその“秘密”の証拠を写真に収めてしまう…。
想いが通じ合い、上司と部下の関係から“恋人”となった小田切(戸塚祥太)と真琴(紺野彩夏)。「おやすみ」と優しく頭を撫でられた真琴は、ドキドキしながらも甘い展開を期待してしまい…!? 会社では、「小田切が本物の極道」という証拠写真を掴んだ愛菜(星乃夢奈)が、小田切に辞職を迫る。 窮地に立たされた小田切だが、真琴には心配をかけないように「いつか必ず説明する」と伝え、家を空ける。 真琴は理由を聞かずに小田切を信じて待つが…。 一方、虎(中村嶺亜)が部下の青木(山﨑光)と不動会を追っていると、幼馴染の真琴を見かける。 「真琴?」ずっと前から思いを寄せていた真琴を前に、虎の気持ちは一気に加速していく── さらに真琴の元にかかってきた一本の電話が、幸せな生活に陰りを見せる…。
蓮(戸塚祥太)との初めてのデートに心躍らせる真琴(紺野彩夏)。 しかし、その幸せを壊すように、絶縁したはずの毒母・弘子(山田キヌヲ)が再び現れる。 「絶対逃がさないから」 ―――そんな彼女を偶然救ったのは、刑事となって現れた優しい幼馴染・虎(中村嶺亜)だった。 虎とのつかの間の再会を懐かしむ真琴だが、虎は真琴への想いを秘めていて…。 そして蓮とのデートの夜、母・弘子が突如レストランへ乱入する事態が。 母が囁く呪いの言葉と、台無しにされたデートが、真琴を過去の悪夢へと引き戻すが、涙ながらに蓮に助けを求め、蓮は彼女を支えることを誓う。 その裏では真琴を案じる虎が、刑事として追う“極道の若頭”の衝撃の事実を掴んで…。 愛する上司か、守ってくれる幼馴染か。真琴の運命が今、大きく揺らぎ始める――。