粛宗がお忍びで外出したことを知った中殿チャン氏は緊張する。 宮廷には妙な書物が出回り、巷ではおかしな歌がはやっているころだった。 粛宗は古い酒場ではやりのその歌を偶然耳にする。 中殿と廃妃を暗に歌っている歌だと知り愕然とする粛宗に、相手が王であることを知らない民は、中殿の兄や王の悪口も言い始め・・・。