非番の日、天狗たちが住んでいる…と言われる高尾山を訪れた都市伝説オタクの美人刑事・音無月子(長澤まさみ)と鑑識課員の勝浦洋人(溝端淳平)は、そのまま近くの「天括村」へ。すると、何やらざわめくような声が聴こえてきた。その途端、何かに呼ばれたように月子が林の中へと突き進むと、ポツンと佇む男の子と、枝から首を吊って死んでいる男の姿が!どうやら、男の子は自分の名前すら思い出せない様子。しかも、その足元には黒い羽根…! それを見た月子は、男の子が記憶を消されたのだと確信する。 「間違いありません。あの子は天狗に遭ったんです」 またしても月子の突拍子もない発言に、呆れ返る上司・丹内市生(竹中直人)。そんななか、首を吊って死んでいた男が約3カ月前に失踪した元高校教師・大久保光弘(三上市朗)で、男の子は光弘の息子・大久保順(平松來馬)だということが分かる。さらには、光弘が3年前にラブホテルで女子高生が絞殺された事件の重要参考人だったことも判明! 妻・大久保千明(荻野目慶子)と、光弘の元同僚で友人の国枝照夫(デビット伊東)によれば、大久保夫婦はその事件をキッカケに別居中だった。そして、夫が犯人だと疑ってやまない千明が離婚調停を始めた途端、光弘は失踪したというのだ。 罪を悔いての自殺との線が濃厚になるなか、月子は「かつて殺人という大罪を犯した光弘が高尾山に近づいたため、天狗の怒りを買った」と力説。その矢先、思わぬ事実が浮上する!司法解剖の結果、光弘は他殺である可能性が高くなってきたのだ。やっぱり大久保さんは天狗に殺された!――月子
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Yua Shinkawa | Guest Star |