反転迷宮(テネブレ)

サルムタリアのみならず、世界を覆い始めた不気味かつ不穏な半球状の黒い壁――それは反転迷宮(テネブレ)と呼ばれる現象であった。ユークは、「無色の闇」の最奥にある深淵の扉(アビスゲート)の封印が解けたことで、当地と繋がっているすべてのダンジョンにテネブレが漏れ出たのではないか、と推測。しかしフィニスに戻り「無色の闇」へ向かう時間はない。「クローバー」はある可能性に賭けテネブレに踏み込もうとするが、その正体は絶望的なものだった――。

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