光学園3年B組の咲山エリカ(山下リオ)は、ブランド品の財布と鞄を持ちクラスメイトから羨望の眼差しを集めていた。しかし、その一方では、エリカがキャバクラで働いていて、ブランド品の数々は客からもらったプレゼントだとの噂が…。
ある日、涼子(比嘉愛未)は蜂須賀(速水もこみち)を連れて繁華街の見回りに行く。校長の座を狙う太田教頭(濱田マリ)が、水城校長(小日向文世)を失脚させるために涼子を三年生の生活指導責任者に任命したのだ。何か問題が起きれば、その責任を問うつもりなのだ。
見回りの途中、蜂須賀と涼子は派手な服装でキャバクラに入っていくエリカを発見する。蜂須賀はエリカを店から連れ出し、涼子と二人で話を聞くが、なぜキャバクラで働いているか理由を話す気配はない。
その夜、エリカは二人暮らしの母・百合子(手塚理美)とも口論になり「いらなきゃ、捨てれば?」と言い捨ててしまう。
翌朝、リビングのテーブルには母からの「今日は早く帰って来なさい」というメモが置かれていた。しかし、エリカはそれを握り潰すのだった…。
学校では、エリカのキャバクラでのアルバイトが問題となっていた。水城校長は今回は処分保留にするが、母親と話す必要があるとエリカに告げる。さらに楓(志田未来)と二人で出かけたクラブで二人組みの男性に声をかけられ、事件に巻き込まれてしまう。
その頃、蜂須賀はエリカの自宅を訪ねていた。夫の亡き後、女手ひとつでエリカを育ててきたと言う百合子は、やり手の実業家として忙しく働き、娘とはすれ違いの毎日。そんな百合子の仕事を理解していたはずのエリカだが、近頃急に反抗的になったらしい。一体、なぜエリカは急に反抗的になってしまったのか?
実は、母・百合子が必死に隠していたある事実をエリカは知ってしまったのだった。その秘密とは、果たして!?
母と娘の確執を知った蜂須賀は、一体どんな"衝撃的授業"を行うのか!?