ある日、さくら(原舞歌)が学力テストでズバ抜けた成績を収める。しかし、ハガネ(吉瀬美智子)がそれを本人に告げると、彼女はテスト結果を公表することを頑なに拒む。さくらは友だちである夏希(鍋本凪々美)たちから避けられるのを恐れ、テストのたびにわざと答を間違っていたのだ。
一方、明らかに嘘と分かる自慢話をクラスメイトにする美月(石井萌々果)の様子が気になったハガネは、スクールカウンセラーの上川(片岡愛之助)に相談する。上川によれば彼女には虚言癖の疑いがあるという。すぐさま美月の両親に事情を説明するが「そんなことはない」とまったく相手にされない。
そんな中、「こないだの学力テストで偏差値70を超えた人物が4年4組にいる」という噂がクラスに広まり、ほどなくそれがさくらであることがバレてしまう。隠し事をされていたことにショックを受けた夏希はさくらに冷たく当たる。どうにか彼女たちを仲直りさせたいハガネだったが、それとは別にエスカレートした美月の虚言癖がとんでもない事態を引き起こしてしまう……。
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