「トーラスシアター」の劇団員、芳子(和久井映見)は、かつて仕事で付き合いのあった吉松(益岡徹)と偶然の再会を果たす。吉松は芳子のことをまったく覚えていない様子だったが、芳子は劇団のワークショップに参加しないかと吉松を誘う。そこで明らかになったのは、芳子と吉松の過去の因縁。芳子と吉松は演技を通して過去と対峙することになるが…。一方、阿久津も、稽古を重ねる中で自身の「とある過去」に向き合うことになる。