コロナ禍で大打撃を受けている日本経済。その一方で、このピンチをチャンスに変え、成長を続ける企業がある。仙台に本社を構えるアイリスオーヤマだ。プラスチックの収納容器を始め、今や家電やパソコン、さらにはマスク、米、水に至るまで、実に2万5千アイテムを製造する一大ブランドだ。一代で築き上げた大山健太郎会長(75歳)から3年前に社長職を継いだ長男の大山晃弘さん(43歳)は「変化が激しい時こそ、決断の早い会社が生き残れる。そういう意味でも今はチャンスだ」と語る。このコロナ禍でも売上高は過去最高。さらに2年以内に"売上高1兆円"を目指すとぶち上げた。この時代にも成長し続けるアイリスオーヤマ。なぜ強いのか、その秘密を探る!