戦国時代、甚六は刀鍛冶になって優れた刀をこしらえたいと思っている。しかし、村では刀は必要とされていないので、親方はそれを許さない。ある日、行商をしている紅子から『妖刀糖』を買う。これを食べると、甚六は妖刀と呼ばれるほどの刀をきたえられるようになり、都へ出て有名な刀鍛冶になるのだが……。