美術大学を目指すまどかと百合子は、同じデッサン教室に通っている。ある日、まどかは絵がうまく描けなくなった。 一方、友人の百合子は急に絵の腕を上げ、なぜか性格が悪くなってしまった。心が灰色にぬりつぶされたような気分になったまどかは、銭天堂で『虹色水あめ』を買う。 これを食べて、心は晴れやかになっていくが…