三角川原に釣りにやってきた三平は、先客の見慣れぬ少年、はじめの竿さばきに目を奪われる。彼の得意とするのは、毛バリを川面に打ち込んで釣るペンペン釣り。早速、はじめの真似をしてペンペン釣りに挑戦する三平だが、なかなかコツがつかめない。そのうち、はじめと意気投合した三平は、今度は自分の得意なカエルを使ったポカン釣りを教えると約束する。