かげろうの飛翔する様子を模した一対の毛バリ。その美しさに魅せられた三平は、さっそく作者を訪ねることに。毛バリ作りの「神様」と呼ばれる名人、毛バリ山人の元を訪れた三平。毛バリ作りを教えて欲しいと切り出す三平だが、一平爺さんの名前を出したとたん、山人は冷たく突き放す。過去、山人と爺さんの間に何があったというのだろうか…?