一撃弾平は、闘球(スーパードッジ)の名選手である父、弾十郎を尊敬し目標にする少年。球川小学校入学式の前日、犬に襲われそうになっている赤ちゃんをボールを投げて助けた弾平。球川小闘球部キャプテンの三笠はそのパワーを見込んで、弾平を闘球部へ誘うが…。
球川小学校に入学した弾平。早速、闘球部の四天王の一人、副キャプテン・火浦からドッジボールのテストを受けることになった。最初のテストで火浦に負けた弾平は、もう一度勝負を挑むが、次のテストは禁止されているという千球ドッジ。1球でも取れれば入部を認めると言われ…。
弾平は、闘球部・四天王のボールが捕れるようになるまでは家に帰らないと宣言。猛特訓を始めるため、珍念、みさとと共に、父が昔特訓していた秘密の練習場があるという炎上山へ出発する。母がくれた地図を頼りに、練習場へ向かう途中、鷹に襲われている子犬を助けた弾平。その子犬を追いかけた先にあったものは…。
炎上山で猛特訓生活を続けている弾平たち。みさとが、偶然見つけた変化球補球練習用マシンを使い、火浦の球だけでなく、風見のカミソリボールや、土方の速球も捕れるようになった弾平は、特訓の成果をみせるべく、四天王へ勝負を挑む。火浦とのタイマンドッジが始まった!
球川小闘球部に入部を認められた弾平たち。下校途中、海辺でブイを的に小石を投げて遊んでいたが一度もブイに当たらない。そこへ、謎の少年が現れ、次々とブイに命中させていく。その少年は、謎の新設校、セント・アローズ学園のキャプテン二階堂大河だった!
弾平は海で溺れる漁師を大河と助けるが、浅瀬で溺れてしまい大河の家に運ばれる。そこには、闘球ドームと言われる巨大な練習場があった。弾平を捜しに大河の家に忍び込んだ珍念とみさとは、闘球ドームの中での練習風景を目にするが、聖アローズ六魔天のリーダー、五十嵐に見つかり、特殊ピッチングマシーンの餌食に…。
聖アローズとの試合に備えて、特別トレーニングを開始した球川小闘球部。だが、練習嫌いの弾平は、トレーニングをバカにし自主練をすると言いつつサボる。一方、珍念は三笠に「真剣に打ち込めば弾平を超えられる」と言われ練習を続ける。ある日、三笠に勝負をすすめられた二人は、平均台ドッジで対決することになった。
実践トレーニングが行われ、捕球特訓が始まった。つまらない練習とバカにする弾平だが、7mの距離からのボールが捕れず、今のままでは試合に出せないと三笠に言われる。生まれて初めてボールに恐怖を感じ、弾平は自信喪失。一人特訓をサボっているところ、練習中の大河からいきなりボールを投げつけられるが…。
聖アローズとの試合を明日に控え、7メートルからの投球も確実に捕れるようになった弾平は、調子に乗りよそ見をして練習中に爪を割ってしまった! こんな怪我では、レギュラーどころか、試合にも出られないと落ち込む弾平。母に弱音をはくと、弾平はいきなりプールに投げ込まれ…。
いよいよ決戦! 聖アローズ闘球コロシアムへ向かう球川小闘球部一行。手は完全に治っていないが、スナップ投法を習得した弾平は、三笠から試合出場を許されるが、先発メンバーからは外されてしまう。試合が始まり攻防は一進一退で進むが、弾平と勝負がしたい大河は延長線に持ち込み弾平を試合に出させようと企む。