「ラッキーやかん」 「寝ているだけで幸せになれる道具ってないかなぁ…」というのび太にあきれたドラえもんは、物置にあった古いやかんを持ちだすと、“持って歩くだけで幸運が集まるやかん”だと言って、のび太に差し出す。 さすがに信じないかと思いきや、素直にありがとうと受け取ったのび太は、さっそくやかんを持って出かけることに。すると、やかんを目にしたママが、ちょうどお湯をたくさん沸かしたかったと言ってやかんを使い、お礼にお菓子をくれたため、のび太は大よろこび! その後も、やかんを手に歩くのび太に、偶然にも次々と幸運が舞い込んでくる。それを見たドラえもんも、これはただのやかんではないのかもしれないと思い始め、のび太からやかんを借りて持ち歩いてみるが…!? 「なんでもぬいぐるみに…」 しずかがラッコのぬいぐるみを欲しがっていると知り、自分がプレゼントしようと張り切るのび太。そんなのび太と会ったスネ夫は、のび太本人がラッコのぬいぐるみを欲しがっているのだとカンちがいし、先にぬいぐるみを買ってしまう。 その後、おじさんからもらったおこづかいを手に、オモチャ店へと向かったしずかは、ぬいぐるみが売れてしまったことを知り、ガッカリ…。 のび太から話を聞いたドラえもんは、『ぬいぐるみオーブン』と『ぬいぐるみコートとつめもの』を取り出す。ぬいぐるみにしたいものの上に“ぬいぐるみコート”を噴射(ふんしゃ)して型を取り、“つめもの”を入れて“ぬいぐるみオーブン”にかけると、どんなぬいぐるみでも作ることができるというのだ。 しずかをよろこばせるため、ラッコのぬいぐるみを作ろうと思いついたのび太とドラえもんは、『どこでもドア』でラッコが生息する北の海へ…!?