環(宮本信子)は彩華(白石美帆)を正式に仲居として働かせることを決めかねていた。浩司(蟹江一平)は彩華と結婚するつもりで、「母の病気のために彩華が背負った借金も自分で返す」と、家族を説得する。環に結婚の真意を問われた彩華は、「浩司との結婚を前提に、加賀美屋の女将(おかみ)修業をさせてほしいと」言う。そんな事情も知らない夏美(比嘉愛未)は、時江(あき竹城)の厳しい指導のもと女将修業に励んでいた…。