カツノ(草笛光子)の本心を聞いた啓吾(大杉漣)たちは、夏美(比嘉愛未)を加賀美屋に預けることにして、横浜に帰る。一方、夏美は庭木の手入れも任されるが、うまく育たない。そんな時、平治(長門裕之)に「手をかけるのだけが愛情ではない。かえって弱らせることもある」と忠告される。庭木を育てるうちに、夏美は、両親がどれほど自分のことを愛してくれていたかに気づき、言葉を交わさないまま別れた両親に、手紙を書く…。