家康の六男・松平忠輝(真田広之)は手討ち覚悟で、家康(津川雅彦)の見舞いに駿府へ赴く。政宗(渡辺謙)は家康に「忠輝にお見舞いをさせてもらえぬか」と懇願する。しかし、家康は「忠輝には、会いたくても会えぬ」と涙を浮かべ、政宗に「家康亡き後、天下の副将軍として秀忠(勝野洋)を助けてほしい」と伝える。元和2(1616)年4月、家康は眠るようにこの世を去った。7月、松平忠輝は、61万石を没収され、失脚する。